DHAがうつ病にいいという話をネットで見て
DHAをどうやって摂取するか悩んでいます。
最初に耳にしたのはエゴマ油でした。もともとは魚にしか含まれない成分が実は植物にも含まれていると聞いて興味が沸きました。
青魚やマグロのトロに多く含まれているけれど一日に必要な摂取量を魚から摂るのは大変だと言うのは何となく聞いていました。
エゴマに含まれているのならば同種類の紫蘇には含まれてないのかと疑問が沸いて、成分表から調べてみました。
しかし植物の成分表にはDHAの記載がなく、何故油だけ搾るとDHAがたくさん含まれるのか不思議でした。
更に調べてみるとDHAはα-オレイン酸から造られるということが分かり、エゴマ油に含まれるのはこのα-オレイン酸だったのです。
しかもこれらの油を総称してω-3脂肪酸と呼ばれているんですね。
そこでこれらの成分が含まれるものを徹底的に調べていったところ、アマニ油やインカチンオイルにも多量に含まれているのが分かりました。
ただ問題なのはω-3脂肪酸がたくさん入っていてもα-オレイン酸以外はDHAにならないのではという疑問です。
苦手な科学系のサイトで調べてみるとω-3脂肪酸とα-オレイン酸はほとんど同義語で分類上の使い方が違うだけみたいなので気にすることはなさそうだとわかりました。
次に鬱に有効な成分はDHAであってオレイン酸ではないという事。オレイン酸はDHAに変化するけれどもその全部がDHAになるわけではないという事。
ここまでわかってやはり魚なんだという結論に達しました。
しかし大トロは高いし青魚が苦手な私にとっては植物系のオレイン酸のほうが向いている気もします。
いちいち食べる前に化学分析などできるはずもなく、後は感覚に頼るしかないんだと心に決めました。
そもそも日本人は魚をよく食べていたといいますけど焼き魚が多かったはずだし、熱に弱いDHAを全てお刺身から摂っていたとも思えないので、やはり植物系のオレイン酸は重要なんだとも思いました。
ここまでたどりついて改めて調べなおしたところなんとクルミにもオレイン酸が大量に含まれていることを発見しました。
これは日本の食生活の偉大さを証明するものだと感動してしまいました。日本料理にクルミであえたものとかがあるのはこのせいだったんだなって。